緊急事態

人は緊急事態に直面した場合、その信念をも曲げて、大切なものを守らないといけないときがある。

ほんまにねぇ～オーナー何考えてんのって感じですわ（笑）。
時系列を整理をしておくと、７月末にＢさんが辞めて以降、９月以降はＡ君・Ｃ君が音信不通になり、現在にいたるまでクロスケとＤさんでシフトを回しているわけですよ。
でも、クロスケは来月は週１回しか入らないし、Ｄさんも毎年この時期は体調を崩しはるみたいで、到底多くシフトに入ることができないわけですよ。とすれば、来月以降はシフトは回らなくなるわけです。

これは人材不足が原因であることもさることながら、オーナー・店長の選考基準が厳しすぎということにもある。実際何人かは今まで面接には来てくれているのにもかかわらず、ほとんど断ってるようだ。
もちろん接客業で、お金を扱う職場である以上、信頼のおける人間でなければならないことは前提だ。
でもね、今時金髪はダメってのは若干時代錯誤な感じがする（－－；）。

そりゃ中には金髪に対して抵抗感を持つお客さんもおられるでしょう（特にご高齢の方）が、だからといってそのことを理由に「もうこのコンビニには行かない」なんてことにはならないでしょう。クロスケなんかのように無愛想にレジを打つ人間よりも、金髪でも愛想よくしてくれる店員の方が絶対重宝すると思うのですが（笑）。
実際別の系列のコンビニを覗けば、そこそこきれいに髪が染まっている店員なんているわけですし。金髪＝不良って構図は一概にはいえないんじゃないかという気はしますね。どんなに器量がよくても、金髪だからダメというのでは勿体ないでしょう。

まぁ他にも厳しい選考基準はありますが、そうはいってもそれなりの理由があるわけですから、それ自体妥当性を欠くとまではいえないです。緊急事態でないのなら、多少辛くても遵守していくべきでしょう。
でもね、来月以降シフトが回らない（現に今も回っているのか疑わしい）のにいつまでも「神頼み」みたいな態度でいるのは経営者としてどうなんでしょう？選考基準にとらわれて、本当に大切なものを失ってしまっては本末転倒だと思うのですが。

幸いクロスケ自身はしっかり数を減らせてもらえているので、その点はありがたいのですが、それでも安心して抜けていきたいじゃないですか？結局Ｄさんが経験者であったことを踏まえると、本当の意味でクロスケが引き継ぎをした人間っていなかったですね…それはそれで４ヶ月近く働いてきた身としては寂しいです。