賠償命令

橋下弁護士に８００万賠償命令　光市懲戒請求訴訟で広島地裁判決
弁護士のため息「判決文の感想（少し）」→こちらの記事から判決文にとぶことができます。

まぁ当然でしょうね。弁護士でありながら、同じ弁護士の立場に立って考えることができなかったというのが、一番の敗因でしょう。

判決文自体、光市母子殺害事件の弁護団の主張は「荒唐無稽」だと認めているんですね。でも、弁護士ってのは、被告人が主張する限り、被告人の権利及び利益を守るために最善の弁護活動をする使命・職責がある、だから、光市母子殺害事件の弁護団の態度は、被告人の意向に沿った主張をする限り、弁護士の品位を損なう非行にはあたらない（懲戒事由はない）。だいたいそんな感じです。

付け加えるのであれば、弁護士ってのは少数者の権利及び利益を守ることが仕事なんだから、多数意見によって弁護士の活動を弾圧するようなことは相当ではない（さらに多数の懲戒請求があれば懲戒処分がされやすいという性質のものではない）、との趣旨のことも述べられていて（ちょっと意訳しすぎているかもしれませんが）、まさにそのとおりだな、という感じです。

てか橋下さん、謝罪しながら控訴するってどういう心境なんでしょうかね？？額だけ争うんでしょうか？三審制の話をあげたりしていたので、なんか最高裁まで行きそうな勢いでしたが…。

追記：光市母子殺害事件の弁護団の態度に対し、怒りを感じておられる方も多いでしょう。彼らの目的が何にあるかは分かりませんが、それが自分達の目的を遂行すべく、被告人を利用しているにすぎないものであるとすれば、クロスケも賛同するわけにはいきません。ただ、少なくとも被告人が主張し続ける以上、それがたとえ弁護団のある種の誘導によるものであるとしても、やはり弁護士としては被告人の主張に沿って、弁護活動をしていかなければならないと思います。もちろん弁護士にも真実発見、社会正義のために活動しなければならない部分はありますが、それらは上記の弁護士の使命からすれば二次的なものにすぎないでしょう（明らかに真実に反しているのなら別ですが、そこまではマスコミ報道からは見えてこないですから何ともいえませんね）。基本的にそういうことを第一義に考えるのが検察官なんだから、両陣営のやりとりによってようやく社会正義と人権保障との調整が図られるのではないか、と思います。

手形小切手

図解でわかる　手形・小切手の実際（著者・小林英明、メディアクロス）
→http://item.rakuten.co.jp/book/1466633/

しばらくやっていなかった書籍紹介ですが、おそらく今回でいったん休止になるでしょう。まぁ評判も良くないし、いいや（笑）。今回のもどちらかというと勉強絡みです。

普通に暮らしている限りではおそらく使う機会のない手形小切手。そのためか、クロスケ自身、まったく親近感もって勉強できなかったというのが事実です。
ただ、この本は、基本書では書かれないような手形実務の現状について、しっかり書かれているので、手形小切手というものをすごく身近に感じながら勉強できる点で、優れたものだと感じています。
ちょっと手形小切手の勉強に行き詰った法学部生、あるいは社会人にオススメできる書籍だと思います。

内容も基本的に右に文章、左に図解なので、結構サクサクっと読めてしまうあたりも素晴らしいです。

難点を挙げれば…手形小切手の本だというところでしょうか（笑）？

引継

今日は京都のＫ先生の元に馳せ参じました。

新司法試験に合格された作業メンバーが現在の作業から抜けることになったので、その穴埋めとして他の受験生（前に立ち上げた勉強会のメンバー）が彼らの今までの仕事を引き継ぐことになりました。

まぁ司法修習生は兼業禁止の国家公務員ですから、やむをえないことです。抜ける人数と入る人数がイコールなので、別にクロスケの負担が増えるわけでもないですし。

結構スケールの大きな仕事なんですが…一から作り上げる印象が強いため、作業が指示待ちの部分が多いですね。少なくとも試験２、３ヶ月前までには一区切りつく仕事になることを祈っていますが。

勉強会

昨日から、新司法試験に向けての勉強会が再スタートしました。
とはいえ週１なんですけどね。

今回からは、どちらかというと「答案の表現」の仕方に重点をおいて検討を加えていく形となりました。
結局は「筆記試験」ですからね。書いていないものを評価しろというわけにはいかないですから。

久しぶりに机を囲んで法律の話をしてきました。

えぇ、今日はオチはないですよ（笑）。

消護謨

消しゴムの話です（笑）。

今年の新司法試験に向けてつぶした過去問、予備校の問題等に書き込んだ答えを頑張って消しました。
直前期は「直接書き込んだ方が早いわ～」と思って片っ端から書き込んだのですが…あとから面倒くさいことにはなりましたね（－－；）。

本当は試験終わってから消すつもりでした。結構時間のかかる作業ですし、たとえ受かっていたとしても、誰かにあげるときに邪魔になる記載なので。
それが「まぁ試験の結果出てからでいいや」といっているうちに、結果発表から２週間がすぎたあたりでやっと着手です…。

何時間かかったかな…３、４時間はかかったかもしれない…（－－；）。時間を返せ～（笑）。
まぁ１０月からの本格始動に向けて、気がかりを解消できたので良しとしましょうか。

捨鉢

＜中山国交相辞任＞風当たり厳しい…自民議員に追い打ち
→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080929-00000001-maip-pol

何か総裁選で馬鹿騒ぎしすぎて、肝心の組閣の点でぬかりがあった感じですな（笑）。広義の意味でですが、身体検査の重要性は前の前の内閣から問題視されていたと思うのですが…反省はないようで。

クロスケとしては、もちろん人の気持ちを察することのできないような発言をする、あるいは（たとえそれが真実であるとしても）さしたる証拠がない事実を真実であると決めつけて発言するような大臣に政治を任せるべきではないと思います。てかそもそもこの人、国土交通大臣じゃなくて文部科学大臣になりたかったんじゃね～の（笑）？

ただ、麻生内閣が、こういった発言をする人間も寛容に受け入れる、むしろそれが麻生カラーであることをアピールしたいのであれば、彼を辞めさせるべきではなかったでしょうね（実際辞任とされていますが、総理の声がなかったとはいえないでしょう）。
現に麻生さん自身の支持率が高いのは、彼の歯に衣着せぬというか、石原都知事、橋下府知事に共通するような断定的な言い方をする点にあるのでしょう（何か抜本的な政策があるわけではない以上、そういうことになるかと。まぁそれの何がいいかは分かりませんが）？だとすれば、ここは開き直って「そんな些細なことでやいやい言うな。少数派の意見にかまっていられる余裕なんてないよ。」「彼の言っていることは正しい。」といってマスコミの批判を跳ね除けるような態度をとることも可能だったかと思います。
その点で、結局は有権者の顔色伺おうとしているところが、何とも中途半端な印象は受けますね。
もっとこう、「今までとは違うぞ」って感じがないと、選挙も面白くないのですが。

まぁ…そうはいっても、開き直ったとしたらなおさら惨敗するんでしょうけど（笑）。どうせ散るなら派手に散った方がきれいだと思いますけどね。

所得税

気がついたら、１０万超えてましたね…（所得税を一時的にとられました）。先月はかなりシフト入ってましたから。まぁまだお金は入ってないですが、もうひとつの分も加えるとそこそこ。

平均週３、４で受験生の身分としては十分稼がせてもらいました。
むしろこれほど稼ぐのは却って罪悪感がある、これ完全にフリーターだよな、と思ってしまいました（笑）。しっかり勉強しなさいって怒られそう…。

あと、それほど多い額ではないですが、この間の臨時で入った分についての手当をいただきました（－－；）。
半分冗談、半分本気で言ってみたのですが（笑）、ありがたい限りです。
まぁ…確かに他のバイトの方には申し訳ない部分はあるのですが、こちらとしてもそろそろ回数減らしていきたいと思っていた矢先でしたから、やはり何らかの手当をいただかないと。
店の状況も分かりますが、シビアに見ると早く何らかの手を打たなかった経営責任ってのもあるわけですからね（何故募集広告で深夜枠についての記述をしなかったのか？結局深夜枠の獲得についての努力を怠っていたとはいえないか？）。
現在深夜のバイト数２名（クロスケ含む）…。これでクロスケが抜けて回っていくのか、すこぶる心配です…。

学習計画

学習計画を立ててみた。
うん、毎日キツキツだ（笑）。
ちょっと修正をかけた方がいいかもしれない…。

小泉劇場

小泉元首相が引退表明＝衆院選に出馬せず、後継は次男
→http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008092500920

自民党不利な態勢の中、今もなお支持者が多い小泉さんが出馬しないというのは、さらに自民にとって痛手なんじゃないでしょうか？
まぁ本人も「辞めるときは自分で決める」って言っているし、小泉さんの性格からすれば、党の利害を気にしないのは当然なんでしょうね。

ただ、後継は次男に任す、政治活動は続ける、とか何とか言っているあたり、若干未練はある感じはしますね。
まぁでも、自民党が直にぶっ壊れるわけですから、そういう意味では確かに自身の目標は達成したといえそうです（笑）。

国民としては、純粋に「麻生太郎率いる今の自民党」の評価を決することになる点で、プラスではないでしょうかね？

成績発表

このブログでは珍しく、個人情報を流出させようかと思います（笑）。

昨日、新司法試験の成績が返ってきました。
ある種自分の中では今後の方針を決める上で最重要な情報であるだけに、開ける時は緊張しましたね…といいたいところですが、夕飯後に母親に適当に渡されたので、適当に勢いで開けました…（笑）。

今年の受験生は６２６１人、そのうち足切りを免れたのは４６５４人、そして最終合格者は２０６５人でした。

クロスケの総合順位は






…２１７７番。


…（￣口￣；）え？
えぇぇぇぇぇ～（〇ｗ〇；）（〇ｗ〇；）（〇ｗ〇；）！！！！
ちょっと、惜しかったんやないですかぃ？
いや、まぁ結局は敗者であることに変わりはないのですが、正直これには驚きましたね。
ぶっちゃけ短答式が悪かった…あれ、実は３０００番台くらいだったんですよ。論文式だけだったら受かってましたね…。
ちなみに合格に必要な点数は９４０点だったのですが、クロスケの点数は９３１点でした…あと９点（－－；）。

…まぁ、とはいえこんな低い順位で受かっても、就職先があるか心配なだけです。なので、却ってこれくらいの寸止めで落とされた方が幸せだといえるのかもしれません。
一番大切なのは、「この結果を見て気を緩めないこと」ですね。結局落とされている点ではやはり実力が伴っていないわけですから、生意気なこと思っていてはいけません。

来年は是非合格、しかも上位合格を目指して、またゆっくりとやり直していこうかと思います。

本来こういうことは自分の胸にしまっておくことなのですが、応援してくださっている方に少しでも安心していただこうと思い、公表させていただきました。クロスケ自身は決して安心してはいけないのですが（笑）。